共に資源と未来をつくる

環境配慮は大事。
でもどうしたらいい?

世界的に地球環境に対する意識が高まっている昨今、企業活動を行う上でもサステナブルな取組みが必要不可欠となっています。

しかし、具体的にどんな事をすれば良いか分からないなどのお悩みを持つ企業の方々も多いのではないでしょうか。

  • 環境に配慮した
    展示ブースを作りたいけど
    どうしたらいいのだろう?
  • 廃材コストがかかるが
    なかなか削減できない
  • 企業活動を通して何か
    サステナブルな取組みが
    出来ないだろうか

昭栄美術は
循環型ディスプレイを
提案します

「循環型ディスプレイ」とは、“サーキュラーエコノミー”を実現した展示ブースの事です。地球環境を守りながらサスティナブルな展示会・イベントを運営していくために、資源の再利用率(循環)をさらに高め、出るゴミを出来る限り「ゼロ」にしていく取組みのひとつとなります。

直訳すると「循環型経済」

3Rとサーキュラーエコノミーの大きな違いは、廃棄を前提としているか否か。サーキュラーエコノミーは、原料調達の段階から再利用していくことを前提とし、従来廃棄されていたものも原料として再活用し、できるだけ新規の材料を投入せず、循環させていくモデルの事です。

リニアエコノミー
リニアエコノミー
リサイクリング・エコノミー
リサイクリング・エコノミー
サーキュラー・エコノミー
サーキュラー・エコノミー

昭栄美術では以前から、出来る限り資源を活用する「リサイクリング・エコノミー」を実践するため3Rの取組みを行ってきました。
さらに資源を生かし、できる限り不要な廃棄物をなくしていく「サーキュラーエコノミー」を実現するために「大型3Dプリンターによる資源活用」と「FSC認証の取得」を柱として、昭栄美術独自の「循環型ディスプレイ」を今回ご提案いたします。

これまでの3Rフロー
これまでの3Rフロー

私たちはこのような取組みを通じて
イベント・展示会業界の環境問題に
新たに挑戦していきたいと
考えています

取組み1

大型3Dプリンターの導入で
廃材を新たな資源に

これまでの3Rフロー

どれだけ資材・資源を無駄にしないようにしても、 発生してしまう廃材をそのまま廃棄処分や
エネルギー化するだけではなく、
新たな価値を付加して循環する資源として
再生・活用できないか?
そんな思いから
「循環型ディスプレイ構想」は始まりました。

大型3Dプリンターを導入することで
従来の3Rフローに
廃材のアップサイクルが加わった
「循環型フローモデル」が実現

新しい循環型フロー

長い試行錯誤期間を経て、共にプロジェクトに取り組むパートナー企業と巡り会い、廃材を資源として活用するアップサイクルシステムを構築。
こうして「循環型ディスプレイ」を実現するところまで漕ぎ着けました。

▲昭栄美術が導入した3Dプリンター
千葉県市川市にある昭栄美術の工場
(ベイスタジオ)で撮影
造形サイズ 横3m×奥行3m×高さ3mと超大型ペレット式3Dプリンターとなっており、最大でブース1小間ほどの造形物を創ることが可能です。

JAPAN SHOP2024にて展示しているブースも
一部をこの3Dプリンターで製作しています

3Dプリンターを使用した
アップサイクルシステムで
構成された製作の流れ

  1. 01粉砕機

    ブース施工で発生してしまう廃材や廃プラスチックを廃棄/回収された樹脂製品などをフレーク状に細かく砕く

  2. 02押出成形機

    粉砕した材料を押出機で熱で溶かして、押し出しながらフィラメント状にする

  3. 03ネット
    コンベヤー

    フィラメント状になった樹脂をコンベヤーで運びながら冷却する

  4. 04ペレタイザー

    冷やされたフィラメントをペレット形状にカットする

  5. 05ペレット式
    3Dプリンター

    最後に再生されたペレットで造形を行う

3Dプリンターと
組み合わせて
新たな表現が可能に

切削(せっさく)加工では、切削できない形状や、時間が掛かり、回避したデザインなども3Dプリンターを使用することで可能になる場合があります。このような新たな表現技術と、これまで培ってきた技術を組み合わせることでデザインの幅が大きく広がり、これまでとは違う新しい立体物を造作することができるようになりました。

3Dプリンターが得意な形状

これからの立体物デザインに 無限の可能性が広がる

昭栄美術の
環境配慮への取組み

昭栄美術はイベントを企画する段階から、省エネ設計、安全設計など、サステナブルな製品を組み合わせて生まれる空間設計の実現を目指して取り組んでおります。

取組み2

昭栄美術は2023年
「CoC認証」を取得し
FSC認証木材の取扱いが
できるようになりました

森林資源を守りながら
適切に管理・生産された製品を
届けるFSC森林認証制度

FSC森林認証とは、FSCが定めた企画をもとに、社会的・経済的・環境的に適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や、その木材を使用した製品にラベルをつけ認証製品として販売できる制度です。
認証の取得には厳格な国際基準をクリアする必要があります。

違法森林伐採の問題

今世界では、無計画な伐採や違法な伐採による森林破壊が問題になっています。森を守りながら、これまで通り木材を活用するための制度として、FSC森林認証制度があります。

環境意識の高まり

地球環境を守りたいというSDGsの取り組みをはじめとした環境意識の高まりから「FSC認証材を使いたい」という問い合わせが増えてきました。

昭栄美術はFSC認証木材の
取扱いを可能にするため
2023年10月に
CoC認証を取得しました

CoC認証

すべてのプロセスでルールを守って
製品がつくられているか

昭栄美術が
FSC認証取得できた理由

ISO20121

昭栄美術は他社に先駆けて
「ISO9001」「ISO20121」などを取得し、
国際基準に則ってFSC認証木材を
厳格に管理できる環境が整っています。
業界でFSC認証を取得しているのは
当社だけです

(※2024年3月現在)

FSC認証木材を使った製作が
可能に!

  • 提案の幅が
    広がる

  • サステナブルに
    貢献できる

  • 労働環境や
    森林破壊を防ぐ
    取組に繋がる

FSC認証木材を使用した製品には
その旨が記載されたラベルを
貼ることができるので
外部に向けたPRとしても有効です

紙を扱ったFSC材の普及は進んでおりますが、FSC認証木材を使用した事例はまだ多くありません。
展示会でのFSC認証木材使用についてはまだ未知数です。需要を増やすためにも新しいアイデアを練り、チャレンジしていけるよう努めて参ります。

私たちはイベント・展示会における
環境問題に取り組む
サステナブルパートナーとして
お客様の問題を解決します

昭栄美術ベイスタジオに
ぜひお越しください!

大型3Dプリンター実機の見学

各製作部署・設備の見学

サステナブルイベントスタジオ

千葉県市川市にある昭栄美術ベイスタジオでは、JAPAN SHOP 2024にて展示されたブースの製作に使用した大型3Dプリンターの実機や、FSC認証木材の管理倉庫等をご覧いただき、社員より直接ご説明させていただきます。

また、イベント業界におけるサステナブルな取組みの一貫として、実際に展示会で使用されたブースをそのままリユースした「サステナブルイベントスタジオ」も設置しております。

「どんな設備なのだろう?」
「こんな事は実現可能なのだろうか?」など、
少しでもご興味や疑問がありましたらお気軽に下記よりお問合せください。