プロジェクト事例|ウラヤスフェスティバル2018

プロジェクト事例|ウラヤスフェスティバル2018

2018.12.20

ウラヤスフェスティバル|ジャーナル

千葉県浦安市で開催された「ウラヤスフェスティバル2018」において、当社は、イベントのフィナーレを飾るメインパレード「Urayasu Ocean Road~海と光のパレード~」のシンボルとなる巨大灯台およびDJブースの企画・デザイン・施工・運営を担当しました。屋外イベントにおける展示品製作の豊富な経験とノウハウを活かし、初の試みである同パレードを成功へと導きました。

MISSONお客さまの課題・ニーズ

ウラヤスフェスティバルのフィナーレを飾る市民参加型パレードの「企画」&「シンボル」をゼロベースから一緒につくりあげてほしい

ウラヤスフェスティバルは、魅力ある浦安市をつくるため、2010年にスタートした官民一体となって取り組んでいるイベントです。2018年9月15日(土)・16日(日)に開催された「ウラヤスフェスティバル2018」では、JR新浦安駅をはじめとする全5カ所の会場で様々な催しが開かれました。

イベントのフィナーレを飾るのは、浦安市のシンボルロードを練り歩く市民参加型のパレードです。例年このパレードでは、青森ねぶた祭りで使用される巨大ねぶたがフィーチャーされてきましたが、「より浦安市らしさを出したい」という浦安市長の意向により、2018年のパレードから、まったく新しい企画をゼロベースからつくりあげることになりました。

当社はウラヤスフェスティバル2018実行委員会さまから依頼を受け、企画段階から打ち合わせに参加させていただき、パレード実現に向けて下記のご提案をさせていただきました。

POINTご提案のポイント

  1. ロゴや画像によるビジュアライズで、企画のイメージを共有
  2. 屋外イベントだからこそ、構造計算に基づく万全の安全対策を実施
  3. 各分野のプロフェッショナルが集結、自社内一貫施工を実施
  4. イベント本番前に「仮組み」を実施、不測の事態に備える

1. ロゴや画像によるビジュアライズで、企画のイメージを共有

「市民参加型のパレード」「浦安市らしさが感じられるもの」──こうしたお題目のもと、イベント開催の半年ほど前から実行委員会さまとの打ち合わせを重ねてきました。

やがてたどり着いたのが、浦安市の海から連想された「灯台」というモチーフ。このアイデアをさらに広げ、先端にミラーボールを備えた巨大灯台を先頭に、浦安市民が音楽にあわせて踊りながら練り歩く「Urayasu Ocean Road~海と光のパレード~」の企画原案が出来上がりました。

この企画原案を基に、まずはパレードのロゴデザインをご提案。その後、実行委員会さまのパレード企画提案書の作成などもご支援させていただきました。

ロゴや画像によるビジュアライズで、企画のイメージを共有

パレードの参加者募集告知においては、パレードの具体的なイメージを市民にわかりやすく提示する必要があります。そこで、巨大灯台の立体イメージや、パレードのイメージ画像を制作し、ウラヤスフェスティバル2018 Facebookページでの事前告知などにご利用いただきました。

前例のない初のパレードでしたが、ロゴやイメージ画像を用いたビジュアライズを行うことで、内外に対して明確なイメージを発信することができました。前例のない初のパレードでしたが、ロゴやイメージ画像を用いたビジュアライズを行うことで、内外に対して明確なイメージを発信することができました。

2. 屋外イベントだからこそ、構造計算に基づく万全の安全対策を実施

巨大灯台は全長約7メートル、重量250キロを超える大掛かりな仕掛けとなりました。
スタッフ数名による手押しで一般公道を移動するため、会場となるシンボルロードのロケーションを事前にチェックし、道路の横幅・高低差、信号機の高さなどを考慮した設計が行われました。

会場の道幅、信号機の高さなどを事前にチェックし、巨大灯台の寸法に反映させました。会場の道幅、信号機の高さなどを事前にチェックし、巨大灯台の寸法に反映させました。

さらに設計では構造計算も行いました。計算結果をふまえ、骨組みにはトラス構造、さらに足場には計6個の重荷重用キャスターを採用した、堅牢構造にて設計しました。

アスファルトの凹凸によっては、1つのキャスターに巨大灯台の全荷重が集中することもあります。そこで各キャスターの耐荷重を巨大灯台の総重量を超える300キロに設定するなど、安全面には細心の注意を払いました。

会場に向けて運び出されるDJブース。こうした段差を考慮し、キャスターの耐荷重には余裕を持たせて設計しました。会場に向けて運び出されるDJブース。こうした段差を考慮し、キャスターの耐荷重には余裕を持たせて設計しました。

3. 各分野のプロフェッショナルが集結、自社内一貫施工を実施

巨大灯台は、各分野に専門性を持つスペシャリスト達の連携により、製作が進められました。

製作の全体指揮および巨大灯台を囲む波濤のベニヤ造作を行ったのは、木工を専門とする第一施工課、骨組みのトラス製造を行ったのはシステムユニット部材を専門とする第二施工課、風に舞う波しぶきを表すファブリックは大型幕の縫製作業などを行うサイン課が製作しました。製作をすべて自社内で一貫して行うことにより、事前に描いたイメージ通りの巨大灯台が完成しました。

トラス構造の骨組み、足場のベニヤ造作、灯台を包むファブリックの各部分は、それぞれに専門性を持つ部門間で連携し制作されました。トラス構造の骨組み、足場のベニヤ造作、灯台を包むファブリックの各部分は、それぞれに専門性を持つ部門間で連携し制作されました。

会場への輸送および現地での組み立てを担当したのは輸送課です。イベント造作運搬向けに自社開発された特装4tトラックにて部材を輸送し、会場ではユニック車(クレーン付きトラック)を用いてスピーディに灯台を組み立てました。ユニック車を取り扱う有資格者も当社在籍スタッフです。

ユニック車の取り扱い資格を持った有資格者社員が、組み立てを先導します。ユニック車の取り扱い資格を持った有資格者社員が、組み立てを先導します。

デザインから設計、施工、輸送、組み立てまで、すべて自社内で完結することにより、クオリティの高い展示品を安全かつスピーディに組み立てられるのが当社の強みと言えます。

4. イベント本番前に「仮組み」を実施、不測の事態に備える

屋外イベントは、雨・風など天候の影響を受けるほか、タイムスケジュールの前倒し・遅延などのイレギュラーが屋内イベントに比べて発生しやすい傾向にあります。

当社はこうした不測の事態に備えるため、展示品や造作の組み立て・稼働を本番前にテストする「仮組み」をオプションサービスとして提供しています。

今回のイベントでは、現在建設中の当社の新工場「SHOEIベイスタジオ」を使用し、巨大灯台・DJブースの仮組みを行いました。総坪数は約8000坪、サッカーグラウンド5面分の広さを持つこの工場では、大きな展示品も余裕を持って組み立てることができます。

仮組みでは、製作を担当した各部門の責任者が集結。朝9時から夜9時までおよそ12時間をかけて、巨大灯台・DJブースの組み立て、強度チェック、照明の照射角度などの演出チェック、移動テスト、撤去作業などを行いました。

仮組みでは、製作を担当した各部門の責任者が集結。朝9時から夜9時までおよそ12時間をかけて、巨大灯台・DJブースの組み立て、強度チェック、照明の照射角度などの演出チェック、移動テスト、撤去作業などを行いました。

入念なリハーサルを行ったことで、イベント当日の設営・撤去作業はスムーズに進行しました。こうして、ウラヤスフェスティバルのフィナーレを飾る新たな催し「Urayasu Ocean Road~海と光のパレード~」は、大成功の内に幕を閉じました。

入念なリハーサルを行ったことで、イベント当日の設営・撤去作業はスムーズに進行しました。こうして、ウラヤスフェスティバルのフィナーレを飾る新たな催し「Urayasu Ocean Road~海と光のパレード~」は、大成功の内に幕を閉じました。

イベント本番前に「仮組み」を実施、不測の事態に備える

RESULTSご提案の成果

5,000名以上の浦安市民がパレードに参加

パレード参加者1名につき1つ手渡していたルミカライトは、用意していた5,000本がすべて無くなりました。事前予測を遥かに上回る浦安市民のみなさまにパレードにご参加いただきました。

浦安市長をはじめ、市職員のみなさまからも高い評価

初めての試みに不安を感じていた市職員の方も、当日のパレードの盛況ぶりには大変ご満足をいただきました。パレードの様子をご覧になった浦安市長からも高いご評価をいただいています。

お客さま情報

浦安市 さま

浦安市は、地域ごとに異なる表情を持つ5つの地域から成り立ちます。古くからの市街地を中心とする「元町」、住宅・商業用地として整備され発展してきた「中町」、また計画的に都市開発が進められている「新町」、そして、鉄鋼流通などの工業が集約されている「工業ゾーン」と、東京ディズニーリゾートとホテル群を中心とした舞浜「アーバンリゾートゾーン」の5つです。都心までわずか10数分という地の利も得て、平成16年には人口が15万人を突破。ベイエリアの中核都市として、現在もなお発展を続けています。

URL
https://www.city.urayasu.lg.jp
市役所
千葉県浦安市猫実一丁目1番1号
業種
地方公共団体