昭栄美術では日頃から展示会、イベント、ポップアップストアなどの施工で発生する端材や廃材のリユースやリサイクルを積極的に行うほか、ユニプランや3Dプリンターなど独自のサステナブルな取り組みを行っています。今回社内活動の一環として、端材や現場の廃材を利用したサステナブルクリスマスツリーの企画・製作を行いました。
昭栄美術では社員主導の社内委員会活動があり、その活動の1つとして有志が月1回集まり昭栄美術のサステナブルについて意見交換を行う取り組みがあります。
昭栄美術の新しい取り組みや、日々取り組んでいる“サステナブル”な活動、社内委員会で“マテリアル”にフォーカスしてきたこの1年の活動を何か形にできないかと考え、「サステナブルツリー」の製作に至りました。
普段ベイスタジオ(弊社工場)と本社それぞれで活動している委員会メンバーが共同で行ったプロジェクトであり、製販一体の体制を持つ昭栄美術ならではの取り組みです。
素材感を際立たせるデザイン
プロジェクトは廃材としてどんなマテリアルがあるかの確認から始まり、素材感を生かすデザインと共に施工性の良さも重視し検討を重ねました。素材をよく知る製作部からの提案をベースに各部門の廃材を随所に入れ込み、デザインに落とし込んでいきました。
トップには今年導入した大型3Dプリンターで製作したモチーフを配し、球体のオーナメントには各部ごとの廃材を詰めることで多種多様な素材感がアクセントになっています。昭栄美術のコーポレートカラーである昭栄ブルーをベースとした、オリジナルツリーです。
製作風景
左:木工課での製作風景 中央:仮組の様子 右:ベイスタジオでの施工風景
中央に穴をあけた長さの異なる木の板をステンパイプに通してねじる、というシンプルな構造でツリーを形成。
完成
左:本社ツリー 右:ベイスタジオツリー
本社はシンプルに昭栄ブルーを際立たせるデザイン、ベイスタジオはマルチカラーでマテリアルに特化したデザインです。同じデザインのツリーをベースに装飾を変えることで、異なる雰囲気のツリーが完成しました。
写真:オーナメント 左から CS+アクリル、オクタポール、Fケーブル、3Dプリンター製作スノー