元々は店舗系・商業施設系のディスプレイに関わる仕事がしたいと思って、就職活動をしていました。そういったものを“見に行く”側が好きだったので、仕事でも関われたら楽しいかなと思ったことがきっかけです。ですが、会社探しをしていく途中で違和感を感じ始めました。その理由は、ディスプレイを“作り上げていくプロセス”を知った時にどうもしっくりこなかったことでした。もっと効率的かつ、クオリティにも仕事ができないだろうか。ずっと引っかかっていたプロセスに対する関わり方の中で一番納得できた仕事の仕方をしているのが、昭栄美術だったのです。社内で半製品状態まで各パートで作り上げ、施工現場での仕事を最小限にする。その分こだわるところに集中する。その役割分担が大事だと思います。今の私は社内でコツコツと細部にまでこだわりを持ってサイン(出力・印刷物)パートを仕上げて、現場につなぐ役割。この役割が自分としてもぴったりはまっていると思います。