Ryouhei Mori

Ryouhei Mori

  • 2017年入社
  • サイン課所属

森 僚平 Ryouhei Mori

ものづくりと自分の成長、
二つのプロセスに
こだわりたい。

プロセスから、
より良いものづくりは始まっている。

元々は店舗系・商業施設系のディスプレイに関わる仕事がしたいと思って、就職活動をしていました。そういったものを“見に行く”側が好きだったので、仕事でも関われたら楽しいかなと思ったことがきっかけです。ですが、会社探しをしていく途中で違和感を感じ始めました。その理由は、ディスプレイを“作り上げていくプロセス”を知った時にどうもしっくりこなかったことでした。もっと効率的かつ、クオリティにも仕事ができないだろうか。ずっと引っかかっていたプロセスに対する関わり方の中で一番納得できた仕事の仕方をしているのが、昭栄美術だったのです。社内で半製品状態まで各パートで作り上げ、施工現場での仕事を最小限にする。その分こだわるところに集中する。その役割分担が大事だと思います。今の私は社内でコツコツと細部にまでこだわりを持ってサイン(出力・印刷物)パートを仕上げて、現場につなぐ役割。この役割が自分としてもぴったりはまっていると思います。

任せてもらうことで、
自ら考えるくせが身につく。

1年目は業務を覚えることで必死でしたが、同期と異なった点は、他のチームと比べてサイン課の縫製チーム(昭栄美術のオリジナル商品であるテンションファブリックという特殊な布の縫製を取り扱うチーム)は人数が比較的少なく、早いうちから責任のある仕事を任せてもらったことです。更に、2年目・3年目となると日々作業に来てくださるパート・アルバイトの方の進捗管理も含めて任せてもらったことが、私にとっては良い意味でのプレッシャーであり、やりがいにもなっていると感じます。また、昭栄美術は製品投資・設備投資を積極的に行っている会社なので、新しい機械が入ってきた時に、機械ごとの特徴やメンテナンスの仕方もしかり、それをどう活用すると更に新しいことに貢献できるのかなどを考えていくようなチャレンジが多いことも、昭栄美術ならではかもしれません。

後輩の成長が、
自分の挑戦につながっている。

入社後、約3年間は縫製チームとして専門的にやってきましたが、後輩が沢山入るようになってから、更なるスキルを身につけたい!後輩もできるようなことで留まっていてしまっては…と意識が変わりました。ですので、これまで関わっていなかったサイン出力チームのスキルも身に着けたいと、今後のステップアップについて描いているところです。とにかく昭栄美術は自社でやっていることの幅の広さが面白さなので、本人の意欲次第で学べることに尽きない点が強みだと思いますね。そんな会社の強みに触れながら、会社と共に新しいことにチャレンジをしていくということに、魅力を感じています。

面白そうに、正直に。

ぜひ臆せずに、自分が面白そうかも?!と思ったことに素直に飛び込んで、挑戦してみてください。私自身もそこから“働く側”になりました。そして、最終的にこの会社への決め手は社内の雰囲気や先輩の働く姿が自分にマッチすると思えたから。今でのこの点については大きなギャップはありません。

Yusuke Kai

Yusuke Kai

  • 2013年入社
  • 所属:第1製作部第1施工課

甲斐 祐介 Yusuke Kai

挑戦的な案件も、
安心して任せられる
製作担当へ。

つくり手から、
さらに“製作を管理する立場”へ。

私の仕事は、図面を実際の空間にするために、細かい仕様や素材のやり取りをし、実際の現場設営では、大工さんや職人さんと共に場づくりの進行・管理をしていく役目にあたります。
当初は木工製作の希望で入社し、1・2年目は木工場で基礎知識を叩き込まれました。3年目から造作全体の土台作りに欠かせない部材・システム製品をメインに取り扱う所属へ異動し、製作担当者としての基礎を学びました。そこで3年キャリアを積み、現在は木工をメインとする第一施工課で、製作担当者として、より複雑な木工造作の段取り業務を行っています。
経験も長くなり、大規模ブースに携わる機会も多くなりました。規模が大きくなるほどに関係者が増え、ゆえに弊社だけの都合だけでなく、クライアントがリハーサルを実施したり、持ち込み展示物があったりなど、様々な制約が発生します。更に現場で形になっていく過程で、クライアントの中でイメージと少し違う、という話が出てくることもあり、そのリクエストに現場で応えていくことが必要になります。ここにどれだけ余裕と柔軟性を持って対応できるかという部分が、弊社の「製販一体」という強みが試されている点であると感じます。上がってくるリクエストに対して「こんな方法ができます!」と、提案できるレパートリーを増やしていくことが目標です。

造作のことだけではない、
仕事の“質”へのこだわり。

1年目から現場に行き始めて、小規模な案件から現場の施工管理というものをやらせてもらいました。1・2年目の時は自分の力で納められたことが喜びだったのですが、規模が大きくなっていくと“質”へのこだわりが出てきました。
“質”というのは造作における質のことだけではなく、建て込みをしていく中で現場のパートナーである大工さんや職人さんたちとどれだけ良い仕事ができたか、どれだけ効率的に動いてもらうことができたか、そのために的確な指示が出せたかといった点にやりがいを感じるようになりました。施工現場においてパートナーさんたちの力量やチームワークを的確に捉えて調整していくことの大切さは特に身に染みて感じた部分です。今は更にその先で、クライアントや営業担当者にいかに満足をしてもらえる対応ができるかが目指すところであると思っています。ここにおいては満点が無いところですので、ずっと追及し続けたいですね。

安心して任せられる製作担当に。

現在主に展示会案件を担当していますが、2020年オリンピックによって屋外イベントや条件がこれまでに無かったものや、今まであまり経験してこなかったような案件が増えてきています。ですので、近い未来では、スキルアップの必要性を強く感じています。もっと大きい未来では、業界がこれからどう変わっていくのか、とても変化のスピードが速いので見通しきれませんが、その変化に柔軟に対応していくことも重要であると考えています。これまで築いてきたものも大切にしつつ、それに固執せずに変化・対応していきたい。これからは、営業担当者が受注してきた挑戦的な案件でも、「甲斐ならやってくれる。」と安心して任せてもらえる製作担当になりたいですね。

Kaho Okamura

Kaho Okamura

  • 2017年入社
  • サイン課所属

岡村 佳歩 Kaho Okamura

本気でやるから
得意が見えてくる。
その時、選択肢がある
環境にいたい。

自ら手を動かす、
ものづくりをしてみたい。

学生時代は建築系学科でした。ただ、建築の勉強をしていく中で長期に建物を建設するよりも、短期間でいろんな現場を手掛けていく方がイメージもつき、自分に合っていそうだと思い、就職活動ではディスプレイ領域を見ていました。職種はクリエイティブ系職種のデザイナーや設計で…と思っていたのですが、昭栄美術のインターンシップで全職種を見るうちに、つくり手側(製作職)の方がやってみたくなり、思い切って製作職に応募しました。

ものづくりの原点に、
関わってみたい。

入社後は第二施工課で、施工管理担当者としてキャリアをスタートしました。数多ある部材の種類や特徴を覚え、ブースや会場全体の空間を作り上げていくためには、現場がスムーズにいくような段取りの全体を考えます。現場施工に備えることは勿論、製作担当者は自分が手を動かすのではなく、大工さんや職人さん、パート・アルバイトの方に的確な作業指示を出しながら、工程どおりに全てを納めることが必要とされます。しかし、仕事を続けるうちに、私は職人さんたちに効率的に動いてもらうことより、どちらかというと、自ら手を動かして形にすることの方が向いていそうだと、気づけるようになりました。そして、その相談を当時の上司に話したところ、より繊細な仕事が求められるサイン課で自分の強みを生かす機会をもらいました。現在では、機械から出力されたものを更に現場施工で早く設置できるように、素材を使いやすく加工した上で、現場チームに持っていってもらうまでの段取りに関わる仕事を担っています。

厳しいフィードバックほど、
積極的にもらいにいく。

これまでは施工現場をいかに効率的に動かすかに私の役割があったのですが、今は施工現場の人たちがいかに仕事をしやすいように準備をするか、が問われる仕事です。自分が「これがベストだろう」と考えて事前準備を組んだものでも、現場にとって必ずしもやりやすいとは限らない。それに気づいてからは自分の仕事に対するフィードバックを積極的に貰いに行くようになりました。でも皆さん優しすぎて、気を遣って言ってくれないこともある。むしろそこはどんどん求めていきたいと思います!(笑)

全体と細部、
2つの視点を身に付けたい。

2年目で異なる仕事に就いたものの、どの業務であっても最終的にお客様のイメージしたものをカタチにして成果を上げるためのサポートをする、と言った点では変わりません。全体を俯瞰して見るところから、今度は細かい視点が加わり、両方の視点が手に入れられたと感じています。最初の施工担当者としてのキャリアがあったからこそ考えられることもあると感じていますし、そういった部分で社内連携の懸け橋にもなりたいですね。

自分のキャリアだから、
自らの意志を決めるべき。

私は、入社後すぐに社内でのキャリアチェンジをしました。自ら志願して、それを会社に受け入れてもらい、異なる分野に関わる機会をもらうことができました。前向きに仕事に取り組めば、自分の新たな強みも見えてくる。それに応えてチャレンジがもらえる環境ですので、主体的に動けば動くほど自分の力になります。ぜひこの環境を有効活用してください!

挑戦するあなたを待っています!

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