浦安市立高須中学校で実施された『令和7年度 浦安市総合防災訓練』にて、避難所を想定した体育館内に当社の保有部材によるパーテーションの設営を行いました。災害時対応の訓練に加えて、市民・自治会・防災関連機関のコミュニケーションを目的とした訓練で、当社は浦安市と締結する災害時協定に則り3ｍ×3ｍ×8部屋分のパーテーションを設営しました。
部材搬入～設営まで1時間程度で完了。今回の設営は有志で集まった製作部各部署の所属長によって実施されました。
完成した部屋の中には当社と同様に浦安市と協定を結ぶ企業が提供する災害緊急時用の段ボール製ベッドが設置されました。
参加者の方からは「これなら安心して眠れそう」、「普段はどういったことに使われている部材なんですか？」というような質問もありました。今回の訓練では3ｍ×3ｍの部屋を8部屋分設営しましたが、実際に災害が起きた際には会場の広さや人数に応じて細かい調整が必要になります。会場内の展示コーナーでは、認知症の方にはとくにプライバシーが守られた空間が必要なことが紹介されていました。
今回の訓練の避難所運営を担当した浦安市危機管理課の森田様からは「地域住民の皆様からも、災害時に協定先からこういった立派なパーテーションが届くと安心して避難できるといったお言葉もいただきました。市としてもたいへん心強く感じています」と当社の活動についてお話しいただきました。今後も同様の活動を通して関係者の方々と意見交換を重ねて、少しでも地域に貢献できるように活動していく所存です。
