サステナビリティへの
取り組み

「環境への配慮は大切だけど、展示・イベント・内装に
おいてどのように取り組みをすればいいかわからない」
そういった声に応えるために、
昭栄美術のサステナブルに配慮した取り組みをご紹介します。

新たに
「循環型ディスプレイ」を
提案し、
心強いサステナブル
パートナーへ。

これまでのサステナビリティへの
取り組みを知りたい方はこちら

これまでのイベントの
リサイクルフロー

イベントを通して発⽣してしまう廃材を
そのまま廃材処分・エネルギー化
(GHGの排出)

新たな価値を付加し、
廃材を循環する資源として
活用できるのではないか

循環型ディスプレイ導入後の
サーキュラーエコノミーフロー

私たちは試行錯誤期間を経て、共に取り組むパートナー企業と巡り会い、廃材や環境に配慮した素材を活用し、新たな資源として再生させ活用することで資源を循環させる、「循環型ディスプレイ」を考案しました。

循環型ディスプレイ開発に
向けた2つの取り組み

「循環型ディスプレイ」を実現させるため、
先ずは2つの取り組みから始動しました。
FSC認証の取得と大型3Dプリンターによる
資源の活用です。

O1FSC森林認証の取得

環境に配慮した素材で、
地球とお客様を支える

昭栄美術は他社に先駆けて「ISO9001」「ISO20121」などを取得し、国際基準に則ってFSC認証⽊材を厳格に管理できる環境が整っています。業界でFSC認証を取得しているのは当社のみです。(※2024年3⽉現在)

FSC森林認証とは?

FSCが定めた規格をもとに、社会的・経済的・環境的に適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や、その木材を使用した製品にFSCラベルを付け、認証製品として販売できる制度です。認証製品を選んで購入することで認証された森林資源への需要が高まり、適切に管理された森林の拡大に繋がります。FSC認証は多くの国々の消費者、環境団体、先住民族団体、企業などから支持を集めている世界で最も信頼度の高い森林認証です。

O2大型3Dプリンターによる資源活用

廃材を減らし、立体物
デザインの可能性を広げる

切削(せっさく)加工では、切削できない形状や、時間が掛かり、回避したデザインなども3Dプリンターを使用することで可能になる場合があります。このような新たな表現技術と、これまで培ってきた技術を組み合わせることでデザインの幅が大きく広がり、これまでとは違う新しい立体物を造作することができるようになりました。

  • 昭栄美術が導入した3Dプリンター千葉県市川市にある昭栄美術の工場(ベイスタジオ)で撮影

  • 造形サイズ 横3m×奥行3m×高さ3mと超大型ペレット式3Dプリンターだから、最大で展示会ブース1小間ほどの造形物を創ることが可能

3Dプリンターを使用した
アップサイクルシステムによる製作の流れ

  • 粉砕機

    ブース施工で発生する廃材や廃プラスチックを廃棄・回収された樹脂製品などをフレーク状に細かく砕く

  • 押出成形機

    粉砕した材料を押出機で熱で溶かして、押し出しながらフィラメント状にする

  • ネットコンベヤー

    フィラメント状になった樹脂をコンベヤーで運びながら冷却する

  • ペレタイザー

    冷やされたフィラメントをペレット形状にカットする

  • ペレット式3D
    プリンター

    最後に再生されたペレットで造形を行う

  • 完成

失敗と成功を繰り返し、
日々進化する昭栄美術

私たちは目指す未来を実現するため、「どのような廃材素材がどのような形状に適しているか」
「どの程度の製作期間が必要なのか」などのデータを構築・検討し、
新たな可能性を広げる試作テストを繰り返し行っています。
共に「循環型ディスプレイに取り組むパートナー」として、
より心強いと感じていただける存在へと、私たちは日々進化しています。

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